2014/10/03
★知恵袋★
<ネギと涙>
ネギを切る (=細胞が傷つく) 、それにより、酵素が働いて、アミノ酸を分解し、
催涙性物質 (さいるいせいぶっしつ) がでる。
この催涙性物質が、人の目の涙腺まわりの神経を刺激し、涙がでる。
<対策>
①良く切れる包丁で切る (ネギ細胞の傷を最小限に!)
②冷蔵庫で冷やす (催涙性物質が飛びにくい)
③水にさらす (催涙性物質が水に溶ける)
<効能>催涙性物質=硫化アリル (辛味成分)
抗菌・殺菌作用・発汗・脂肪燃焼・催眠作用・抗酸化
(予防) 高血圧・脳梗塞・動脈硬化・血液サラサラ
★風邪療法★
「焼きネギを布で包んで、のどに巻く」
①ネギをさっと焼くと硫化アリルが出やすくなる。
②体温で温まると長時間で続ける
③粘膜についた病原菌を退治、のどの痛み、鼻づまりを和らげる
薬を上手に使っても、食による治療には及ばない「奉親養老書」陳直 (中国:宋時代)